【評価・レビュー】デジモンストーリー サイバースルゥース

デジモンストーリーサイバースルゥースの選択画面

デジモンストーリー サイバースルゥースは、バンダイナムコゲームスから発売されている「デジモン」のゲームです。

2017年には本作品の裏側を描いた続編となる「デジモンストーリー サイバースルゥース ハッカーズメモリー」が本作品の内容込みで発売されました。また、2019年にはSwitch版も発売しています。

著者
著者

私はSwitch版をプレイしました!

タイトルデジモンストーリー サイバースルゥース
発売日2015年3月12日
ジャンル育成RPG
総合評価78点
プレイ時間
31時間以上
価格(定価)
6,578円
価格(割引時)
約1,000円
プレイの快適度
プラットフォームの種類
Switch、PS4、PS Vita
ゲーム評価(当サイトの評価基準はこちら

ゲーム概要

デジモンストーリー サイバースルゥースは、バンダイナムコゲームスから発売されている「デジモン」のゲームです。

ストーリー

近未来の日本ではインターネットに視覚的・感覚的にアクセスできる技術の発展により生まれた「電脳空間EDEN」が人々のもう一つの日常となっていた。

セキュリティによって守られたEDEN。

しかし、ハッカーたちが利用する特殊なプログラム「デジモン・プログラム」によって、そこで起こる犯罪も多くなってきた。

そんなある日、主人公は謎のハッカーからの呼び出しに応え、チャット仲間の「ノキア」、「アラタ」と共にEDENの下層へとログインする。

しかし、そこで突如発生した「イーター」の攻撃により、精神データの一部を破壊され半デジタル状態の姿「データ体」で現実世界へはじき出されてしまう。

時を同じくして、現実世界では電脳世界のデータが実体化する怪奇現象が頻発し始めるのであった。

デジモンストーリーサイバースルゥースのストーリー場面1

基本的にデジモンのゲームはどの作品でも、仲間にしたデジモンを「育成」し、「冒険」するゲームです。

それぞれのポイントについて、説明します。

育成

デジモンは遭遇することで一定量のスキャン率が溜まり、100%以上になることでコンバートして、仲間にすることができます。

デジモンストーリーサイバースルゥースのスキャン

仲間にしたデジモンは育成し、条件を満たすことで進化できます。進化ルートは多様で、一体のデジモンから複数のルートを選択可能です。

デジモンストーリーサイバースルゥースの進化

戦闘はターン制のコマンドバトルです。相性の良いタイプや技を理解すると、戦闘を有利に進めることができます。

デジモンストーリーサイバースルゥースのバトル

冒険

「データ体」となった主人公は電脳空間と現実世界を自由に行き来することができます。

本作では電脳空探偵(サイバースルゥース)となり、探偵事務所に舞い込む様々な事件を解決することになります。

依頼人や事件内容は多種多様です。

デジモンストーリーサイバースルゥースのストーリー場面2

良かったポイント

ストーリーが面白い

電脳空間と現実世界を舞台としたストーリーはとても面白かったです。

序盤からしっかり伏線が張られており、その伏線がエンディングまでにしっかり回収されて完結しているのも好印象でした。

過去作「デジモンワールド リ:デジタイズ」から一部キャラクターがゲスト出演していますが、過去作をプレイしていなくても、ストーリーは十分に楽しむことができると思います。

また、キャラクターやデジモンごとに3Dモデルがあり、主要な登場人物にはCVが付いています。

デジモンストーリーサイバースルゥースのストーリー場面3

デジモンの育成

コンバートして仲間にし、バトルやデジファームなどで育成を行うデジモンの育成システムは、過去作とほぼ同様であり面白かったです。

また、デジモンの進化は条件を満たせば複数の中から選ぶことができるので、他の育成ゲームよりも自由度が高かったと感じました。

デジモンストーリーサイバースルゥースのデジファーム

悪かったポイント

ゲームオーバーになるとタイトルに戻る

本作はオートセーブがなく、ゲームオーバーになるとタイトルに戻るため、都度セーブしておく必要があります。私は一度セーブせずにゲームオーバーになり、1時間ほど前のデータからやり直しになったことがありました。

最近のオートセーブのゲームに慣れていたため、痛い目に遭いました。元が2015年のゲームなのでオートセーブがないのは仕方がないのですが、せめてリトライくらいは用意してほしかったです。

まとめ

こんな人にオススメ!
  • デジモンが好きな人
  • 育成ゲームが好きな人
  • 「デジモン」のゲームをやってみたい人