
ソフィーのアトリエは、コーエーテクモのガストから発売されている錬金術士をテーマとしたRPGシリーズである「アトリエシリーズ」のゲームになります。アトリエシリーズはさらに複数のシリーズに分けられており、本作は「不思議シリーズ」の第1作目です。
また、本作はDX版(リメイク版)になります。DX版は無印版(2015年発売)にDLC(ダウンロードコンテンツ)やシナリオなどの追加要素を加えたものになります。

私はSwitch版をプレイしました!
タイトル | ソフィーのアトリエ ~不思議な本の錬金術士~ DX |
発売日 | 2021年4月22日 |
ジャンル | 錬金術再生RPG |
総合評価 | 85点 |
プレイ時間 | 30時間以上 |
価格(定価) | 5,280円 |
価格(割引時) | 約3,000円 |
プレイの快適度 | |
プラットフォームの種類 | Switch、PS4、Steam |
ゲーム概要
ソフィーのアトリエは、コーエーテクモのガストから発売されている錬金術士をテーマとしたRPGシリーズである「アトリエシリーズ」のゲームです。

本作のポイントは、マップの探索や戦闘で材料を「採取」し、錬金術で材料を「調合」してアイテムを作成することです。作成したアイテムは探索や戦闘で使用することができます。
それぞれのポイントについて、説明します。
本作はマップ上に各エリアがあり、そのエリア内に入り、探索を行います。エリア内には敵や採取場所がシンボルで存在しています。敵に触れると戦闘になり、採取場所では材料を採取できます。

戦闘はターン制です。キャラクターごとに行動を選択できます。行動を選択した後、左のレーンの順番に沿って戦闘の処理が行われます。

調合では採取した材料を元にアイテムを作成できます。調合はパズルのようになっており、材料をうまくはめることで、より効果の高いアイテムや同じアイテムでも違う効果の持つアイテムを作成できます。

また、作成できるアイテムはレシピを発想することで増やすことができます。レシピを発想するためには採取や戦闘など様々な条件があります。

良かったポイント
ストーリーは中世ファンタジーな世界観で、シリアスな展開も一部見られますが、基本的には明るく楽しくゆるい感じでした。ストーリーの起承転結がはっきりしており、作品内で内容が完結しているのも好印象です。
また、キャラクターのデザインは可愛い系であり、主要キャラクターにはCVが付いています。

キャラクターごとや場面ごとにBGMが用意されており、かなり力が入っていると思いました。また、OPやEDも用意されていました。
個人的に好きなBGMは、通常戦闘曲で使われている「雲雀東風(ひばりこち)」です。
調合のシステムはシンプルですが、奥深い内容です。同じアイテムを作成する場合でも、やり方によって効果の違うアイテムができ、何度繰り返し行っても楽しめました。作成したアイテムは戦闘や別の調合で使うことができます。苦労して作ったアイテムが役に立ったときは嬉しかったです。

悪かったポイント
戦闘時の画面が若干見づらかったことです。味方と敵が重なっているときがあり、敵に範囲攻撃をするときに、味方が邪魔で「範囲内に攻撃したい敵が入っているか」の確認がしづらいと思いました。敵が範囲に入っている場合、右側のレーンで敵のアイコンが黄色く点滅するので確認自体はできましたが、少し面倒に感じました。

マップ自体は広かったのですが、個々のエリアは一部を除いて、かなり狭いと思いました。そのため、一つのエリアの探索はすぐに終わり、冒険している感覚が感じづらかったです。
このゲームのマップについて、昨今のオープンワールドのゲームのような認識でいると、期待と異なると思います。ただ、このゲーム自体が2015年の作品のリメイクなので、仕方がない部分ではあります。
まとめ
- ファンタジーな世界観で、明るく楽しいストーリーが好きな人
- ゲームのBGMにこだわりのある人
- 材料を集めて、調合するという繰り返しの作業が好きな人