
ライザのアトリエ3は、コーエーテクモのガストから発売されている錬金術士をテーマとしたRPGシリーズである「アトリエシリーズ」のゲームになります。アトリエシリーズはさらに複数のシリーズに分けられており、本作は「秘密シリーズ」の第3作目です。
第1作目(ライザのアトリエ)と第2作目(ライザのアトリエ2)のレビューはこちら



私はSwitch版をプレイしました!
タイトル | ライザのアトリエ3 〜終わりの錬金術士と秘密の鍵〜 |
発売日 | 2023年3月23日 |
ジャンル | 錬金術RPG |
総合評価 | 88点 |
プレイ時間 | 37時間以上 |
価格(定価) | 8,580円 |
価格(割引時) | 約4,000円 |
プレイの快適度 | |
プラットフォームの種類 | Switch、PS4、PS5、Steam |
ゲーム概要
ライザのアトリエ3は、コーエーテクモのガストから発売されている錬金術士をテーマとしたRPGシリーズである「アトリエシリーズ」のゲームになります。

本作のポイントは、リアルタイムで進む「戦闘」と錬金術でアイテムを作成する「調合」です。
それぞれのポイントについて、説明します。
マップ内には敵や採取場所がシンボルで存在しています。敵に触れると戦闘になり、採取場所では材料を採取できます。
戦闘は前作同様、リアルタイムタクティクスバトルです。自動で進行してターンが回ってきます。ターンが回ってきて、行動選択中の間も時間は止まりません。

戦闘中にたまるAP(アクションポイント)はスキルの発動に必要です。スキルによって一定量のAPを消費することで、タクティクスレベルを上げることができます。タクティクスレベルが上がると、スキルに追加効果が付きます。

また、条件を満たすと仲間との連携攻撃ができる「アクションオーダー」やAPを10消費して即座に攻撃する「クイックアクション」などのゲームシステムがあります。本作では新要素「鍵」を使うことで能力やスキルを強化することが可能です。

調合では採取した材料を元にアイテムを作成できます。
調合するアイテムごとに複数のマテリアル環があり、条件を満たす材料を投入することでアイテムに特性や効果を付けることができます。

調合のレシピやスキルはスキルツリーから習得します。前作までの要素である一度作成したアイテムを再調合する「アイテムリビルド」などもスキルツリーから習得できます。 また、本作では新要素「鍵」を使うことで調合を有利に進めることが可能です。

良かったポイント
ストーリーは中世ファンタジーな世界観で、シリアスな展開も一部見られますが、基本的には明るく楽しい感じでした。本作ではライザや仲間たちの冒険の集大成となっており、前作までの内容を上手くまとめたストーリーだったと思います。

本作の新要素「鍵」は様々な効果があり、装備やバトル、調合で利用することができます。
鍵はランドマークや敵からキーメイクすることで作成できます。簡単に利用することができるためかなり便利です。分かりやすくて利用しやすい良い要素だと思います。

戦闘はリアルタイムで進み、全体的にスピード感があり、面白かったです。 本作からエフェクトや演出が大幅に変更され、さらに爽快感が増したと感じました。

悪かったポイント
本作の宝箱の中身はかなりしょぼいです。中身はフィールドで採取できる素材程度しか入っていないため、わざわざ探して取る必要がありません。レアな装備品を入れてほしかったです。

まとめ
- アトリエシリーズが好きな人
- 第1作目(ライザのアトリエ)と第2作目(ライザのアトリエ2)をプレイした人
- 材料を集めて、調合するという繰り返しの作業が好きな人