
ライザのアトリエは、コーエーテクモのガストから発売されている錬金術士をテーマとしたRPGシリーズである「アトリエシリーズ」のゲームになります。アトリエシリーズはさらに複数のシリーズに分けられており、本作は「秘密シリーズ」の第1作目です。

私はSwitch版をプレイしました!
タイトル | ライザのアトリエ ~常闇の女王と秘密の隠れ家~ |
発売日 | 2019年9月26日 |
ジャンル | 錬金術RPG |
総合評価 | 90点 |
プレイ時間 | 19時間以上 |
価格(定価) | 8,580円 |
価格(割引時) | 約4,000円 |
プレイの快適度 | |
プラットフォームの種類 | Switch、PS4、Steam |
ゲーム概要
ライザのアトリエは、コーエーテクモのガストから発売されている錬金術士をテーマとしたRPGシリーズである「アトリエシリーズ」のゲームになります。

本作のポイントは、リアルタイムで進む「戦闘」と錬金術でアイテムを作成する「調合」です。
それぞれのポイントについて、説明します。
マップ内には敵や採取場所がシンボルで存在しています。敵に触れると戦闘になり、採取場所では材料を採取できます。
戦闘はリアルタイムタクティクスバトルです。自動で進行して、左にあるタイムラインの一番下に行くとターンが回ってきます。ターンが回ってきて、行動選択中の間も時間は止まりません。

戦闘中にたまるAP(アクションポイント)はスキルや必殺技の発動に必要なほか、最大値になるとタクティクスレベルを上げることができます。タクティクスレベルが上がると、攻撃回数が増え、スキルに追加効果が付きます。
また、条件を満たすと仲間との連携攻撃ができる「アクションオーダー」やAPを10消費して即座に攻撃する「クイックアクション」などのゲームシステムがあります。

調合では採取した材料を元にアイテムを作成できます。
調合するアイテムごとに複数のマテリアル環があり、条件を満たす材料を投入することでアイテムに特性や効果を付けることができます。また、一部のアイテムはレシピから別のレシピに変化させることも可能です。

一度作成したアイテムを再調合する「アイテムリビルド」では、アイテムの品質を上げ、新たな特性を付けることができます。

良かったポイント
ストーリーは中世ファンタジーな世界観で、シリアスな展開も一部見られますが、基本的には明るく楽しい感じでした。本作ではライザや仲間たちが成長する過程が丁寧に描かれており、かなり楽しめました。
ストーリー全体としてきれいにまとめられていたのも好印象でした。

本作の戦闘はリアルタイムで進み、全体的にスピード感があり、面白かったです。単純にリアルタイムで進むだけでなく、その方式を生かしたクイックアクションやアクションオーダーなどのゲームシステムが導入されていたのはとても良かったです。
ただ、ターン制のバトルと異なり考える時間がないので、戦闘前にスキルやアイテムの効果を把握しておく必要があります。
本作の調合は分かりやすく、理解しやすいため、アトリエシリーズ初心者の人でも楽しめる内容になっていたように思います。また、アイテムリビルドを活用すると気軽に強力なアイテムを作成できるので、かなり役立ちました。

悪かったポイント
他のアトリエシリーズのゲームと比較すると本作のストーリーは短めで個別のキャライベントがなく、全体のイベント数も少なかったように感じました。
先述の通り、ストーリー全体はきれいにまとまっていて良かったのですが、イベントはもっと増やしてほしかったです。
まとめ
- アトリエシリーズが好きな人
- 初めてアトリエシリーズをプレイする人
- 材料を集めて、調合するという繰り返しの作業が好きな人