【評価・レビュー】CRYSTAR(クライスタ)

CRYSTAR(クライスタ)のタイトル画面

CRYSTAR(クライスタ)は、ジェムドロップが開発し、フリュ―より発売されているアクションRPGです。

著者
著者

私はPS4版をプレイしました!

タイトルCRYSTAR(クライスタ)
発売日2018年10月18日
ジャンル泣いて戦うアクションRPG
総合評価65
プレイ時間
17時間以上
価格(定価)
5,775円
価格(割引時)
約1,500円
プレイの快適度
プラットフォームの種類
Switch、PS4、Steam
ゲーム評価(当サイトの評価基準はこちら

ゲーム概要

CRYSTAR(クライスタ)は、ジェムドロップが開発し、フリュ―より発売されているアクションRPGです。

ストーリーは全体的に暗く、鬱展開が何回も繰り返されるのが特徴です。

ストーリー

異世界(辺獄)に迷い込んだ少女「幡田零」とその妹「幡田みらい」。

戸惑いながら元居た場所に帰ろうとするふたりに得体のしれない異形が襲いかかる。

みらいを守るために異能力に目覚め、戦う零だったが、力の暴走からみらいを自らの手で殺してしまう。

絶望する零に悪魔はささやく。

辺獄の魂を刈り、苦しみの末に流した涙をささげれば、死んだみらいを「ヨミガエリ」させることができる。

妹のために悪魔と契約した零は、命がけの戦いの舞台に上がる。

CRYSTAR(クライスタ)のストーリー場面1

本作のポイントは「泣いて強くなる」ゲームシステムです。ステージの探索を行い、そこにいる敵を倒すことで断末魔の思念を入手できます。その思念に対して、涙を流して浄化することで思装と呼ばれる装備を獲得できます。また、敵を倒した時に得られる思鉱を使って思装を強化することができます。

断末魔浄化

この「泣いて強くなる」ゲームシステムがストーリーや世界観と合っていると思いました。

「泣いて強くなる」ゲームシステム

良かったポイント

ストーリーや世界観が面白い

ストーリーは面白かったです。暗い話や鬱展開が多いですが、感情移入して楽しむことができました。また、キャラクターにはCVが付いており、キャラクター同士の会話も飽きずに見ることができました。

ただ、全体的に暗い話が多く、最後まで見ても完全なハッピーエンドというわけではないので、そのようなストーリーを求めていない人にはオススメできません。

CRYSTAR(クライスタ)のストーリー場面2

悪かったポイント

アクションがつまらない

肝心のアクションの部分がとにかくつまらないです。バトルにもいくつかのゲームシステムがあるのですが、特に戦闘全体に変化を及ぼすものではなく、敵を遠くからペチペチ攻撃するか近くからペチペチ攻撃するかの2パターンしかありません。

また、敵の攻撃パターンも常時2~3種類しかなく、敵の種類も2Pカラーで増やしており、それらをカウントしないと種類自体はかなり少ないです。通常の雑魚敵だけでなく、ボスですら同じような感じでした。

CRYSTAR(クライスタ)のアクション

探索がつまらない

探索する各ステージの背景は、柄が変わる程度で作りはほぼ同じです。また、探索自体も歩き回るのみで探索専用のアクションなどはないので、目的地に向けてひたすら歩く作業を強いられます。

マップ上に宝箱はあるのですが、宝箱から出るアイテムが強いわけでも、珍しいわけでもありません。道中の楽しみが一切ないのはかなり辛かったです。

CRYSTAR(クライスタ)の探索

周回プレイ必須

最初の1周目でストーリーが完結せず、ストーリー途中(第6章)から2周目、3周目を行い、最後に最終章から4周目をプレイする必要があります。

ストーリーは面白いため問題ないのですが、先述の通り、アクションと探索がつまらないため、プレイするのがかなり苦痛です。また、周回プレイ時にも探索する場所や敵はほぼ変わらないため、より苦痛でした。

ストーリーが面白くなかったら、途中で投げ出していたと思います。

まとめ

こんな人にオススメ!
  • 暗い話や鬱展開が好きな人
  • 面白いストーリーを見たい人