
マリーのアトリエは、コーエーテクモのガストから発売されている錬金術士をテーマとしたRPGシリーズである「アトリエシリーズ」のゲームになります。また、本作はシリーズの第1作目(1997年発売)をリメイクした作品になります。リメイク版は、グラフィックの変更やゲームシステムが一部追加されています。

私はPS4版をプレイしました!
タイトル | マリーのアトリエ Remake ~ザールブルグの錬金術士~ |
発売日 | 2023年7月13日 |
ジャンル | 新感覚RPG |
総合評価 | 75点 |
プレイ時間 | 10時間以上 |
価格(定価) | 6,380円 |
価格(割引時) | 約3,000円 |
プレイの快適度 | |
プラットフォームの種類 | Switch、PS4、PS5、Steam |
ゲーム概要
マリーのアトリエは、コーエーテクモのガストから発売されている錬金術士をテーマとしたRPGシリーズである「アトリエシリーズ」のゲームです。

本作のポイントは、ストーリーに5年間という「期限」が存在していることです。その期限までにマップの探索や戦闘で材料を「採取」し、錬金術で材料を「調合」して高レベルのアイテムを作成する必要があります。また、作成したアイテムは戦闘で使用することができ、強い敵を倒すことで珍しい材料を手に入れ、それを元に更に高ランクのアイテムを作成できます。
それぞれのポイントについて、説明します。
本作には5年間の期限があります。アトリエから出入りすることで1日が経過します。また、採取や戦闘を行うたびに、1日が経過するため。そのため、5年間という期間は思ったよりも長くありません。5年間経過すると、プレイ状況に関わらず自動でエンディングになります。本作はマルチエンディングであり、プレイ状況によってエンディングが違います。

なお、リメイク版では5年間経過してもプレイを続けることができ、任意のタイミングでエンディングを迎えることができる無期限モードが存在します。

本作はマップ上に各エリアがあり、そのエリア内に入り、探索を行います。エリア内には敵や採取場所がシンボルで存在しています。敵に触れると戦闘になり、採取場所では材料を採取できます。

戦闘はターン制です。キャラクターごとに行動を選択できます。行動を選択した後、右下のレーンの順番に沿って戦闘の処理が行われます。

調合では採取した材料を元にアイテムを作成できます。また、作成できるアイテムは参考書を手に入れることで増やすことができます。参考書はお店で購入することやストーリーを進めることで手に入ります。

良かったポイント
ストーリーは中世ファンタジーな世界観で、明るく楽しくゆるい感じでした。ストーリーの起承転結がはっきりしており、作品内で内容が完結しているのも好印象です。また、主要キャラクターにはCVが付いています。

アイテムや敵などの収集要素が豊富にあり、集める楽しさがあります。集めるためのヒントも記載されているため、攻略サイトで調べる手間が少なくて済みます。
また、収集することで味方のステータスが上昇します。

悪かったポイント
戦闘や調合などのゲームシステムはかなりンプルです。2~3時間程度遊べば、ゲームに慣れていない人でも理解できると思います。そのため、繰り返しやっていると単調な作業になり、途中からどうしても退屈に感じてしまいました。
ゲーム全体のボリュームが少ないです。例えば、マップ上に探索できるエリアは10個しかなく、エリア内も狭いです。昨今のゲームと比べると見劣りしてしまうと感じました。
また、ボリュームが少ないため、クリアまでのプレイ時間も短いです。10時間程度でクリアできます。そのため、手軽に楽しみたい人には合っていると思います。
ただ、このゲーム自体が1997年の作品のリメイクなので、仕方がない部分ではあります。
まとめ
- ファンタジーな世界観で、明るく楽しいストーリーが好きな人
- 材料を集めて、調合するという繰り返しの作業が好きな人
- 手軽に楽しみたい人