【評価・レビュー】天穂のサクナヒメ

天穂のサクナヒメのタイトル画面

天穂(てんすい)のサクナヒメは、えーでるわいすが開発し、マーベラスより発売されている和風アクションRPGです。本格的な米作りをゲームで体験することができ、その出来の良さから多くの反響を呼びました。現在、世界累計の販売数が100万本を突破しております。

著者
著者

私はSwitch版をプレイしました!

また、価格が安くなったBEST PRICE版が発売されており、以前よりも遊びやすくなっております。

タイトル天穂のサクナヒメ
発売日2020年11月12日
ジャンル和風アクションRPG
総合評価80点
プレイ時間
30時間以上
価格(定価)
3,278円(BEST PRICE版)
価格(割引時)
約2,000円
プレイの快適度
プラットフォームの種類
Switch、PS4、Steam
ゲーム評価(当サイトの評価基準はこちら

ゲーム概要

天穂のサクナヒメは、えーでるわいすが開発し、マーベラスより発売されている和風アクションRPGです。

ストーリー

武神と豊穣神を両親に持つ主人公「サクナ」は家の財産を食いつぶして、ぐうたらな生活送っていました。ところがある日、神界に迷い込んだ人間たちを都に侵入させてしまった上に、主神への献上物を台無しにしてしまうという失態を犯してしまいます。その結果、罰として鬼が支配するヒノエ島の調査を命じられ、サクナは人間たちとともに、泣く泣く島に渡ることになります。

天穂のサクナヒメのストーリー場面1

本作のポイントは、「米作り」と「探索」です。

それぞれのポイントについて、説明します。

米作り

本格的な米作りを体験することができます。米作りの内容は、田植えから始まり、稲を育てて、収穫や稲架掛け、脱穀、籾摺りまで約1年間行います。

天穂のサクナヒメの稲作パート1

最後に稲作の結果が出ます。結果は稲育成時の天候や肥料など様々な要素によって変化します。また、米作りを行うことで、主人公のステータスの上昇や新しい技(武技や羽衣技)を取得します。そのため、米作りに取り組むことで、主人公の育成ができます。

天穂のサクナヒメの稲作結果

探索

本作はマップ上に各エリアがあり、エリアごとに目標が決められております。達成することで探索率が上昇し、次のエリアが解放されます。

天穂のサクナヒメのマップ

エリア内ではアイテムを採取や戦闘を行います。本作の戦闘は横スクロールアクションで、主人公のサクナが持っている羽衣を使ったアクションが最大の特徴です。羽衣を使いこなすことで、華麗なアクションを行うことができます。

天穂のサクナヒメの羽衣アクション

良かったポイント

ストーリーが面白い

ストーリーは和風ファンタジーな世界観で、主人公のサクナと個性豊かなキャラクターたちとの交流が描かれており、面白かったです。また、主要キャラクターにはCVが付いています。主人公サクナのCVは大空直美さんです。

天穂のサクナヒメのストーリー場面2

慣れると面白い羽衣アクション

羽衣のアクションはチュートリアル時点だと、慣れておらずかなり扱いづらいです。ある程度慣れてくると、コンボを繰り出すことができ、面白くなっていきます。ただ、羽衣のアクション自体には癖があるため、アクションが苦手な方は慣れるのが大変かもしれません。

本格的な米作り体験

ゲームで本格的な米作りを体験できます。結果は稲育成時の天候や肥料など様々な要素によって変化するため、試行錯誤しながら取り組む楽しさがあります。米作りのヒントは、キャラクターの発言や農書から得ることができます。

天穂のサクナヒメの稲作パート2

悪かったポイント

米作りの時間がかかりすぎる

米作りが本格的過ぎて、一連の作業を行うのにかなりの時間を費やします。例えば、田起こしの作業では、どれだけ耕せたかでスコアが付きますが、最初ころに100%を目指すのは難しいです。

丁寧にやりすぎるとストレスが貯まる可能性があります。そのため、作業の際にはある程度妥協が必要です。ただし、回数を重ねると、米作りの作業が楽になるスキル(農技)を覚えたり、道具を作成できるようになったりします。

天穂のサクナヒメの稲作パート3

若干挙動が怪しい?

ゲームプレイ中に押したはずのボタンが反応しないなど、若干挙動がおかしいと感じる時が多々ありました。また、壁の中に敵がめり込むバグが発生しました。ただ、進行自体に大きな影響が出ることはなく、おかしいと感じられた回数も全体を通して数回程度でした。

天穂のサクナヒメのバグ
赤枠の部分に敵がめり込んでいる

まとめ

こんな人にオススメ!
  • 和風ファンタジーな世界観が好きな人
  • 横スクロールアクションゲームが好きな人
  • 本格的な米作りを体験したい人